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ふりだしにもどる。このんで。
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2024/05/16 (Thu) 01:28
Posted by REAL.Kawamoto
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classの津久井克行さんが、がんで亡くなったそうです。


代表曲の「夏の日の1993」は、今から16年前、わたしが小学4年生のとき、帰りの会の歌になって知りました。

同じクラスにちょっと面白い子がいまして、彼が自分の持っているCDを学校へ持ち込み、自前のレンタルCDショップ(※注:無料)を開いたのがその頃。
CDとか音楽に自分から興味を持ち始めた田舎の小学生が、彼の偏ったCDラインナップとにらめっこしながら、借りて覚えたり、予約までしたり。その頃に出会った曲は、CHAGE&ASKAやZARD、WANDSとか色々。CHAGE&ASKAマニアだった彼は、自分のイニシャルとかけてそのCDショップを「Mr.J」と名付けていました。「なぜに君は帰らない」「Mr.Jの悲劇は岩より重い」「揺れる想い」「時の扉」…当時の曲は、何故そのラインナップ、と思えるようなマイナー曲から誰もが知ってる有名曲まで変な偏り――それは勿論、Mr.Jの好みそのままだったのですが――を見せながらも、今でも、今の曲以上に鮮やかに覚えているんですが。

何故かそのとき、彼が何よりも一押しだったのが、「夏の日の1993」と「天使のジェラシー」。

両方の曲を流して、確かクラスの投票で決めたのだったと思います。なんで彼が下聞きして2曲に絞る権限を持っていたのかは思い出せねえ。

ともかく「夏の日の1993」にわたしは投票したのでした。
お子様にはポップで明るい「天使のジェラシー」のが人気で、その月は「天使のジェラシー」になったのですが、翌月の歌に決まったのが繰り上がって「夏の日の1993」でした。音楽係だったのもあって、掲示用に画用紙に歌詞を書いたのを覚えています。「ナインティーナインスリー」ってルビ振ったりして。


大人になってからの方が、この曲をカラオケで聴くことが多い気がします。
社会人になって改めて再会しました。
1993年を大学生として過ごした先輩の歌声に、1993年を小学生として過ごしたわたしが合わせて歌う。「ナインティーナインスリー」って歌う。


懐かしい、と、小学生のわたしですら小学生のときに、既に思っていたように思う。
1993、と、今思えばそのときから既に振り返るように歌っていたその歌を、気がついたらわたしも、振り返るようにいつも歌っているのです。
多分、先輩も同じなのでしょう。
「ナインティナインスリー」って。


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先日、祖母が他界しました。
未だ1週間経っていないくらいで、全く実感がわきません。
けれど、家にいると、ひとつひとつのものに、祖母の不在を強く感じて、それがとても哀しい、と思うより先に、身体がぎゅっと痛むのです。
独りでいることが出来ません。ふっと揺らぎそうになる。不安定なのですが、仕事は待ってくれなくて、色々とごちゃごちゃした精神状態です。
幸い、支えてくれる人が周りにたくさんいて、救われてますが。


津久井さんは胆管がんを公表されていたそうで。偶然にも祖母と同じなんです。

あー…もう…。なんてタイミング。声も出ない。


ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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